人気ネット弁当店の厨房は公衆便所!? 中国・出前サイトの闇 

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問題のネット弁当店。外観は、まさに普通の便所……

 中国で、インターネットを利用した飲食デリバリーサービスが急成長を遂げている。ECモールに出店している業者から商品を購入するのと同じように、できたて(表向きはそういうことになっている)の食事の出前を取れるサービスだ。

 ただ、こうした出前サイトに出店する飲食店は、実店舗を構えていないことも少なくない。いったいどこで調理をしているのか、安全面や衛生面にも不安がよぎるが……。

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窓からは、並べられた調味料が見える
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便器の横には、洗い物をするためのタライが

 そんな人々の不安が現実のものとなるようなスクープが報じられた。「新快報」などが、広東省広州市で出前サイトを通じて営業を行っている飲食店を取材したところ、ほとんどの店が飲食店営業の許可を得ていない違法店であることが判明。さらに、オフィスで人気の“ネット弁当店”に至っては、公衆便所内で調理をしていたことが明らかになったのだ。

 問題の便所飲食店の内部写真には、糞尿染み付いた便器の両脇に食器を洗うためのタライが置かれている様子が捉えられており、見ているだけで吐き気を催しそうなほどだ。

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こんなところで食品を扱うなんて、常軌を逸している

 同市のオフィス街へ出前を行う飲食店の店員によると、このエリアでは弁当の宅配業者が急増中で場所の確保が難しく、不衛生極まりない環境下で調理している業者が少なくない。一方で、弁当の価格が安ければ安いほど人気は上がるので、こうした劣悪な環境で作っている店ばかりが増えていく悪循環に陥っているという。

 さらに出前サイトへの出店も、審査すらない“ザル状態”であった。

 取材班は飲食店を装い、大手デリバリーサイト「美団外売」に出店申し込みを行った。その際、広州市越秀区にある公衆便所を店舗所在地として申請。すると3日後、登録が完了したとの連絡が届いた。公衆便所でも、簡単に開業できてしまったのだ。

 こんな状況下で開業したネット飲食店が、誰の目にも触れないところで調理するわけだから、安全など担保されようがない。
(文=中山介石)


Source: 日刊サイゾー

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