『ラストアイドル』『スマートフォンデュ』も……秋元康の“フジテレビ離れ”と、とんねるずの終焉

 秋元康プロデュースによる、 女子大生をフィーチャーした深夜番組『スマートフォンデュ』( テレビ朝日系)が10月26日にスタートした。毎月1回、 2時間の生放送であり、 1980年代に女子大生ブームを巻き起こした『 オールナイトフジ』(フジテレビ系)を彷彿とさせる。

 テレビ朝日では、8月から秋元が原案を手がけた『 ラストアイドル』が放送されており、同局と秋元が関係を深めている。そこで気になるのが“古巣” フジテレビとの関係だろう。

「これまで、秋元康とフジテレビは密接な関係にありました。80年代のおニャン子クラブに始まり、90年代のチェキッ娘など、一貫して同局でアイドルプロデュースに携わってきました。さらに、AKB48の『じゃんけん大会』の中継局でもありましたね。これまで秋元がフジテレビで行ってきた企画が、そのままテレビ朝日へスライドしているかのようです」(業界関係者)

 これは、視聴率の下降と、低レベルな不祥事を連発する番組制作体制の劣化など、フジテレビの泥舟具合を秋元が見限ったからなのだろうか? そこでもうひとつ気になるものが、とんねるずの去就だろう。

「秋元はとんねるずと組んで『仮面ノリダー』をはじめとするパロディ企画を次々とヒットさせ、高い人気を獲得してきました。現在も『 とんねるずのみなさんのおかげでした』の構成作家クレジットに名前は載っていますが、積極的に関わっている様子は見られません。同番組の打ち切りは常々ささやかれていますが、秋元の“ テレ朝シフト”で、その可能性がより高まるのではないでしょうか」(同)

 テレビ朝日は、若いスタッフを積極的に起用したバラエティ中心の自由な番組作りによって、業界2位のポジションに躍進した。図らずも、これは80年代末から90年代初めのフジテレビ黄金期にあった「楽しくなければテレビじゃない」のノリの再来といえる。凋落の止まらないフジより、 将来性のあるテレ朝を秋元が選ぶのは必然なのかもしれない。
(文=平田宏利)


Source: 日刊サイゾー

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